久しぶりにrailsの勉強をしようと思い、VirtualBoxとVagrantでローカル仮想環境を作っていたのですが、Vagrantの起動とRubyのインストールでちょっとハマったのでメモしておきます。
以前も同じような環境を一度作ったのですが、PC更新してからrailsの勉強自体やや挫折気味でしたので再び構築。
Vagrantが起動しない。。
私の環境はこんな感じです。
OS: Windows7 64bit HomePremium
MB: P8Z68 DELUXE
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VirtualBoxとVagrant使った仮想環境の作り方は下記のURLがとってもためになりました。基本的にこちらのサイトの流れでグリグリ進めていくだけでOK。
はじめてのRuby on Rails インストール(VagrantとCentOSとrbenvとRuby 2.0.0でRails 4.0の環境構築の手順)
Windowsの人はこちらのサイトを参考にコマンドラインSSHクライアントを入れておくと良いです。私はGit for Windowsを入れました。
今すぐVagrantを始めよう
ちなみに「vagrant box add」とか「vagrant up」とかはWindowsのコマンドプロンプトから入力すればOK。プログラミング普段やらない人はソフトのインストールとかより、こういう黒い画面の方が抵抗ありますよね。。^^;
リンク先の中で「mkdir (フォルダ名)」すると普通は「C:\Users\(ユーザー名)\(フォルダ名)」という感じでフォルダが作られ、この中にいろんな環境設定ファイルが入ります。
vagrant up が途中で止まる。。
「vagrant init」まではすんなりだったのですが、その後の「vagrant up」で一回目のハマり。。
「vagrant up」の途中で止まりました。Ctrl + C で強制離脱。。
昔も同じところでハマったような気がしないでもないですが、ここのサイトの解決法がとっても役立ちました。
仮想化支援機構(VT-x/AMD-V)を有効化できません Vagrant upでOS起動失敗した
1.GUIモードで起動
ポイントは2つあって、1つ目が「C:\Users\(ユーザー名)\(フォルダ名)」の中にできた「Vagrantfile」の中の下記の項目の3カ所のコメントアウトを消去して、GUIモードで起動。
config.vm.provider :virtualbox do |vb| # # Don't boot with headless mode vb.gui = true # # # Use VBoxManage to customize the VM. For example to change memory: # vb.customize ["modifyvm", :id, "--memory", "1024"] end
2.BIOSの設定変更
これだけで上手くいく人もいるようですが、私の場合は「仮想化支援機構(VT-x/AMD-V)を有効化できません。」みたいなエラーが出てきたので、BIOSのCPUの項目にある、「Intel(R) Virtualization Technology」を有効にして再起動。
ASUSのマザーボードの場合は起動時に「Delete」ですね。
これで無事に「vagrant up」が成功しました☆
仮想環境にsshアクセスする場合はSSHクライアントが便利です。私はPoderosaというシンプルなクライアントを使ってます。
タブや画面分割で快適に利用可能なSSHクライアント「Poderosa」
これでアクセスする場合はこんな感じで設定するとアクセスできます(初期設定の場合)。
ホスト:127.0.0.1、ポート:2222、アカウント:vagrant、パスフレーズ:vagrant
この後は、rbenvのインストールまでサクサクと。。
Ruby 2.0.0のインストールが途中で失敗
慣れないことをするときは罠がどっさりあるわけですが、またハマり。
rbenv install -v 2.0.0-p247
でRuby 2.0.0 をインストールすると途中で失敗。エラーメッセージを見てみると、どうも openssl ぽい。そういえば、CentOS 6.4 のシンプルなboxをインストールしていたので、openssl が入っていなかったのだろう。。
ということで、
yum install -y openssl-devel
でインストール。それから再び「rbenv install -v 2.0.0-p247」するもまた途中で止まる。。
どうやら、先日のopenssl脆弱性事件の影響で、opensslが最新版になっていたせいか。脆弱性発覚前の-p247では途中で止まるっぽい。。
rbenv install -l
で、インストール可能なバージョンを確認すると、-p247より新しい、-p451 があったのでこちらをインストール。
rbenv install -v 2.0.0-p451
これでめでたしめでたし。無事にRubyのインストールが終わりました^^
gemのインストールはすんなり
railsのインストールは冒頭のサイトの通りにgemをインストールしていけばOKでした。Windowsを使ってるとこの辺の情報もMacより少ないので、なかなか情報を集めるのが大変ですね。。
今回入ったRails バージョンは4.1.1。
今年の正月頃にPCを更新してからやや挫折気味だったRailsの勉強も、これからボチボチ再開していこうと思います。
ちなみに、VirtualBoxとVagrantで作る仮想環境はwordpressなど使ってて、サーバーをVPSにしようかな。。と思っている方にはサーバー構築の非常にいい練習台になるんじゃ無いかと思います。
練習用にVPS借りると安くても月1,000円くらいかかるし。
なんならXAMPPでローカルテスト環境を作るより、Vagrantで仮想環境を作った方が本番に近い環境でいろいろテストができそうですね(私はXAMPP使ってますが。。^^;)