5月の京都ワークショップは新緑の伏見稲荷をプチトレッキングしてきました。お天気にも恵まれ、良い空気をたっぷり吸ってきました。おまけでロケハンついでに様子を見てきた三室戸寺も何枚か。全体的にカッチリとした大人な仕上げにしてみました。
伏見稲荷プチトレッキング
京都へ行くときはいつも夜行バスを使います。単純に安いからという理由もあるのですが、夜中に出発して朝目覚めたら違う土地に着いているってなんだかステキじゃないですか。
しかも、始発の新幹線に乗るより時間を有効活用できるし。乗り物でもちゃんと寝れる人はバスがおすすめです^^
5/23の夜に東京を出発して、京都に着いたのは翌24日の朝6時。その足で早朝の伏見稲荷大社に向かいます。
さすがにこの時間帯は人気もまばら。
いつもなら人が途切れるのまで相当粘らなきゃいけない千本鳥居も朝のお散歩おじさんを避ければ撮り放題です(笑)
伏見稲荷大社を抜けてそのまま稲荷山のてっぺんに向けて歩きます。今日はこの後同じコースでワークショップを開催するのでその下見もかねて。稲荷山は伏見稲荷大社からそのまま上っていきます。
233mの小さな山なので、往復2時間程度。道も整備されているのでスニーカーでも大丈夫だし、自動販売機や茶店的なものもコース中に点在しています。
途中、四つ辻という場所で空が開けて京都南部を一望できます。さらに5分ほど外れた荒神峰という場所はより眺望が良く、こんな感じ。
コース中は小さな神社も点在しているので、神社好きは順番に回っていくのもいいですね。
四つ辻以外は林の中を歩いて行く感じなので、晴れていてもしっとりとした感じの写真が撮れますね。
一人でサクサク登ったら写真撮りながらでも2時間弱くらいでした。
9時頃山を下りてきたら修学旅行生がたくさん。さすが有名な神社です。
もう一度登る
続いて9時半からはワークショップで、参加者のみなさんと今登ってきたコースをもう一度登ります(笑)
もうだいぶ日が高くなってきました。
朝は閉まっていた茶店も開いてます。なかなか良い雰囲気。お店の中は暗く、外が明るいこのような状況はやや露出を下げて撮るとこんな感じでシルエットで撮れますね。
苔の上の木漏れ日も少し暗めに撮るといい感じの模様になります。寒色系WBにWB補正でグリーンを足して、緑を強調しています。
途中、水路に架かる小さな橋(?)の下にカメラを突っ込んで、適当に撮ったら水面に鳥居が映っていました^^ ちょっと気になったスキマがあったらとりあえずカメラを突っ込んで撮影してみるというのもいいですね。たまに、想像もしていなかった世界が撮れている事があります。
シャッタースピードを遅くして、カメラをグルっと回してみました。
私はずっと”グルグル”と言っていましたが(笑)、どうやら”名古屋撮り”と言うらしいです。なぜ名古屋というのは不明ですが。。
この日2回目の稲荷山登山は行って、帰ってくるまでで4時間弱^^;
大人数で撮り方をアドバイスしつつ、のんびり登るとやはり時間がかかりますね。
月曜日は雨の三室戸寺へ
翌日の日曜は別のワークショップを行い、月曜日は残念ながら雨。。
ちょっと足を伸ばして三室戸寺に行ってきました。紫陽花で有名なこのお寺も、この時期はまだまだ咲いていなくて、人もまばら。私が行った昼頃は5人くらいしかいませんでした。
紫陽花エリアの下見でも。。と思って行ったのですが、当日はそのエリアにすら立ち入ることが出来ず。。でも入山料はいつもと変わらず500円。なんとなく損した気分です。。
どんよりした空で、微妙な気分なのも相まって、写真もやや暗め。どんよりした日は色がキレイならこのくらいアンダーに撮ってもいいんじゃないかと思いますが。
お花はありませんでしたが、緑はまだまだキレイです。終わりかけのツツジがちょっとだけワンポイントで色を主張しています。
蓮の葉っぱで水玉を転がして遊びました。
咲くのは紫陽花が終わったころ。
前日までの晴れの日とは打って変わってどんよりしたお天気でしたが、梅雨時期のスナップを先取りできた感じでした。
そろそろ今年もこんな季節がやってきますね。嫌いじゃないですが。