久しぶりに海外へ出かけてきたということで、パーソナルブログらしく道中を振り返りながら記事を書いてみたいと思います。
行き先はアメリカ。
実は9月に結婚式を挙げまして(入籍は去年してたんですが。。)、今回の旅はハネムーンを兼ねてという感じです。
といってものんびりバカンスという感じでなく、ちょっぴりアドベンチャーしようということでレンタカーでアメリカ横断(縦断も?)してきました。
果たして、嫁と二人で広いアメリカ大陸を横断できるのか??
そんな私たちの珍道中をお楽しみいただけると幸いです(笑)
本日のコンテンツ
- 準備~出発まで
- 米国到着~レンタカーを借りるまで
- 一日目:ヴェニスビーチ ~ ラスベガス
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先日studio9のブログの方に『海外旅行にカメラを持って行くときに注意した4つの事。【国内旅行にも】』というエントリーを書いていますのでこちらもご参照ください^^ このエントリーでは写真にはこだわらずに、アメリカ大陸横断に役立つ情報も織り交ぜながら旅の様子ご紹介していきます☆
http://photo-studio9.com/camera-trip/
準備~出発まで
今回の旅の計画をするに当たって、国内で事前に準備したのですが、一番役に立ったのが私たちと同じく大陸横断ドライブ旅をしたことを書いてくれているブログ。
「アメリカ 大陸横断 ドライブ」と検索すると結構いろんな情報が出てきます。なんせ海外で運転することすら初めてなので、1日にどのくらい走れるかが分かりません。。^^;
中でも今回は下記のブログがとても参考になったのでご紹介しておきます。
https://amerikaoudan.wordpress.com/
それと、北海道出身の私たちとしましては、ぜひとも紹介しておきたいのがこちら。
いまや全国区となった道民のスター、大泉洋が出演する伝説的なローカル深夜番組「水曜どうでしょう」のアメリカ大陸横断編。
学生の時にコレを見て、いつかアメリカ大陸横断したいなぁと思っていましたがとうとう実現しました。とりあえず見たことない人は見ることをオススメします。たぶん横断したくなるはず?です(笑)
最終目的地はニューヨーク
アメリカ横断クイズも最終目的地はニューヨークだよね!というワリとどうでもいい理由で、今回はロサンゼルスin、ニューヨークoutとしました。早く着いたときに楽しそうな街もニューヨークだし。
レンタカーの選び方やアメリカの運転に関するルール、給油の方法については 地球の歩き方のアメリカドライブ編 がとても役に立ちました。すでに絶版となっているようで探すのが困難 or あってもプレミア付いている。。感じですが、ちょっとしたガソリンスタンドでの英会話など載っていて、海外での運転が初めてなら持っていると心強いです。
とりあえず、大手の本屋さんをいくつか回っても置いていなかったので、ちょっと高めの値段で中古を買いましたが、買った後に成田空港第二ターミナルの本屋さんに1冊あるのを発見しました。たぶん早い者勝ちです。(笑)
レンタカーはHertz(ハーツ)で
国内ではワリと良く運転しますが、海外の運転は初めてだったので最大手のHertzで借りました。
Hertz含め、アラモやバジェットなど有名どころであればどこでも同じようなもんかなぁと思いますが、Hertzは日本語サイトも結構わかりやすくて助かりました。
もちろん予約も日本語サイトから可能です。
ハーツの場合、無料でハーツGoldプラス・リワーズ会員になれるので、会員になってから予約すると若干お得なことがあります。
例えば今回利用したロサンゼルス国際空港(LAX)の営業所の場合、Gold会員だと営業所の電光掲示板に名前と駐車場番号が書かれていて、カウンターに行かずにいきなり駐車場に止めてあるクルマに乗り込んで出発することができます。
*初回レンタル時はカウンターに来てねという案内を出発してから気づきましたがw、カウンターに行かなくても特に問題は無かったのだけどあれは何だったのだろうか。。
その他、上位車種に当日空きがある場合は無料でグレードアップなどしてくれるようなのでなかなかお得です。
長距離走るならフルサイズ以上を
一つの街の中を走るのであればコンパクトサイズでも十分なのかもしれませんが、長距離走るのであればフルサイズクラスと呼ばれる排気量が大きめのクルマがオススメ。
今回はFordの Fusionというクルマが割り当てられました。たぶん排気量2500cc。
米国内でコンパクトと乗り比べた訳ではないですが、とにかく一日中アクセルを踏み続けるわけですし、フリーウェイでも地味な上りが続くことがあるので、余裕のあるパワーのクルマの方が疲れないんじゃないかと思います。シートなどもしっかりしたものが付いていたのでおしりが痛くなることもありませんでした^^
また、米国のレンタカーにはクルーズコントロール(速度を一定に保つ装置)が付いているものが多いです。ただひたすらまっすぐなフリーウェイを速度維持しながら走るのに、アクセルを踏んでいるとそれだけでしんどくなるので、クルーズコントロールはぜひ活用しましょう。
保険もしっかりと
日本でクルマを借りると大抵は対人対物無制限の保険が付いてきますが、米国の場合、標準で付いてくるのは自動車損害賠償保険(LP)と呼ばれる日本で言うところの自賠責のような最低限度(州によって異なるが1人あたり$10,000~50,000くらい)しか保証されない保険です。
これだと大きな事故を起こすと人生一発終了する可能性があるので、現地の保険に精通しているのでなければ追加の保険もオプションで選んでおくべきです。保険の種類も、対人、車両、同乗者、携行品など多岐にわたるので、不安なら多少高くなってもフルパッケージのオプションを付けると良いかと思います。
http://cars.his-vacation.com/jp/jp/ct/hertz/insurance.html
また、運転する可能性のある人は全員分事前に申請しておく必要があります(通常はオプション料金がかかってくる)。
カーナビはあると便利だけど。。
今回はカーナビも付けました。Hertzの場合はネバーロストという名前なのですが、あると便利ではあります。が過度な期待はしない方が良いかもしれません^^;
何となく日本のカーナビをイメージして行ったのですが、ゲームボーイをくっつけたような解像度の低いわかりにくい地図のもので、決して使いやすいとか見やすいものではなかったです。。案内はワリと正確だったけど。(他社のものは知りません。。)
日本語対応と書いていますが、日本語部分は音声案内だけで表示は英語のままです。
パートナーが地図を読めてしっかりナビしてくれるならいらないかも。とはいえ、WiFiすら通じない田舎道でもGPSで現在位置を表示してくれたり、パートナーが寝てても案内してくれるのは心強いです。
免許は国際免許を
ハワイなんかは日本の免許だけでも大丈夫(ホント?)なんて話も聞きますが、様々な州を通る大陸横断ドライブでは国際免許証を取得しておきましょう。
運転免許試験場に日本の免許と顔写真(5*4cm)、パスポートを持っていくと即日発行してくれます。私は平日に行ったのですが、10~15分くらい待ったら出来ました。手数料は2,400円でした。有効期限は1年間。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kokugai/kokugai01.htm
幸い、免許の提示が必要だったのはレンタカーを借りる際だけでした^^;
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その他、ESTAの申請や宿の手配なんかは通常の海外旅行と同じです。航空券は一括で比較できるskyscanner、宿はExpediaあたりを使うと国内でだいたい予約できます。
大抵のことは日本にいながらネットで出来てしまうので便利ですね。
成田からシンガポール航空で出発
ということで前置きが長くなってしまいましたが、出発です。成田からロサンゼルスまで直行便でひとっ飛び。
アホな格好ですみません(笑)
今回はシンガポール航空を使いました。時間帯も良くその中では一番安かったので^^;
私は海外の航空会社事情にはあまり詳しくないのですが、なかなか評判が良いようですね。確かに機内もなかなか快適でサービスも良かったです。
隣に座っていたアメリカの方はいろいろ世界を飛び回っているビジネスマンでしがたが、「シンガポール航空、イチバン、特ニ、女キレイ!」と言っていました(笑)確かにCAは美人でした^^
機内食もなかなか美味しかったです。
米国到着~レンタカーを借りるまで
ロサンゼルス国際空港(LAX)に到着後は愛想の悪い入国審査官の元で審査を受けて無事アメリカ入国。
到着ターミナルからバスで営業所へ移動
到着ターミナルからは、レンタカー会社のシャトルバスに乗って営業所へ。
様々なレンタカー会社のシャトルバスがグルグル回っているので、自分の会社のバスが止ったらそこに乗り込めば営業所に連れて行ってくれます。
Hertzなら、前述したハーツGoldプラス・リワーズ会員の場合、バスを降りたところに電光掲示板があり、自分の名前と駐車場番号が表示されているので、その駐車場番号に直接行って、クルマに乗り込みすぐ出発できます(営業所にもよる)。
↓掲示板に名前と79という駐車場番号。そこに行くとすぐに出発できる状態でクルマが置かれています。このまま乗り込んでゲートで簡単な手続きをするだけでOK。
*初回レンタル時はカウンターに来てねという注意書きに後から気づいたのですが、特にカウンターに行かなくても大丈夫でした。。^^;
準備は出発前にしっかりと
すぐにでも出発したいところですが、テンション上がっていきなり公道に出ると道が分からなくてテンパると思うので、ナビの設定やライトやワイパーの動かし方など一通り確認しておきましょう。
左ハンドル車はウインカーとワイパーの位置が日本車と逆です。慣れないうちは曲がるときや車線変更時にしょっちゅうワイパーを動かすことになると思いますが、そんなときも焦らず落ち着いて運転しましょう。
一日目:ヴェニスビーチ ~ ラスベガス
本日の目的地は約280マイル(450km)先のラスベガス。クルマを借りて出発する時点で14時半だったのですぐにでも出発したかったところですが、大陸横断するなら西海岸の太平洋を出発地にせねば!ということで、空港から10kmのところにあるヴェニスビーチに。
大西洋からスタート
右側通行にビビりながらもなんとか到着しました。強く意識していれば逆走することはないと思いますが、お店や駐車場から出るときなどはワリと油断しやすいので、うっかりしていると逆走しそうになるので注意です。
まずは、ダルマの目入れの儀を。
去年の初詣の時に何となく買ったはいいけど、目を入れるタイミングがずっと無かったダルマくんを、交通安全祈願も兼ねて日本から持っていきました(笑)
無事にニューヨークへ着いた時に、もう片方の目を入れる予定です。道中はクルマのダッシュボードに設置して共にドライブします。
時間はかなり押しているのですが、せっかくなので周囲を軽く散策してジャンクフードを購入w
とっても陽気な雰囲気のビーチでした。
ホットドッグ屋さんで見つけた怪しい「KOBE DOG」。どうやら神戸牛を使っているようですが、神戸牛ってアメリカでは有名なのかしら?
単品で$8.00もしました(買ってない)。
普通のホットドッグと体に悪そうなチーズがたっぷり乗ったポテトフライを買い込み、これからの道中に備えます。
私も嫁もジャンクフードは結構好きな方で、我が家で「悪い味」とは、ジャンクフードに対する最大の賛辞となります(笑)1日の大半を車で過ごすこの旅では「悪い味」の食べ物をこれでもかというほど食べます^^;
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あれよあれよという間に、16時半。。目的地は450km先。。
日本で言うところの東京⇔京都間と同じ距離です。とりあえずラスベガスまで頑張って走ります。
ダルマくんと共に出発進行!
旅の予定は余裕を持って。。
スムーズに行けば4時間ちょっとですが、ロサンゼルス市街の夕方の渋滞にまんまとハマりました。。
大きな街のフリーウェイにはCarpoolレーンと呼ばれる、2人以上乗ってるクルマ専用車線があります。CarpoolではなくHOV (High Occupancy Vehicle)と書かれている場合もあります。渋滞していてもこの車線は比較的空いているので2人以上であれば積極的に使用したいところです。
もちろん1人でこの車線を使うと罰金となります。
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この日は全行程、私が運転していたのですが、飛行機であんまり寝ていなかったこともあり、途中で眠気が。。
眠気覚ましにはスルメ最強説
成田の無印で買っていったするめと干し梅に命を救われましたw 良く噛むので眠気も覚めますし、日本の味が恋しくなったときにも良い仕事してくれます。もっと買っていけば良かった。おしゃぶり昆布もオススメです。
アメリカの広さを存分に感じながら、ラスベガスに到着したのは22:30くらい。。
今振り返ってもこの日の運転が一番キツかったかも。行程的にどうしてもこの日はラスベガスに着いておく必要があったのですが、できれば初日は少し余裕を持った行程にした方良さそうです。
眠らない街 ラスベガス
さて、深夜にベガスに着いたわけですが、そこは眠らない街ラスベガス。まだまだ街はギラギラしてます。
24時くらいまでは歩道に人が溢れています。
砂漠の真ん中にこんなクレイジーな街を作っちゃうのが凄いですよね。ここまで突き抜けると、ゴチャゴチャした中に一体感すら感じます。
海外でも気になる映り込みw エッフェル塔が2つ。
かなり疲労困憊してましたが、ちらっと街を散策しつつ、ベラージオの無料噴水ショーを見て、ちょっとだけカジノで遊ぶことに。
上で紹介した水曜どうでしょうで大泉がスタッフ全員の金をスッてしまった、シーザーズパレスで勝負することにしました(笑)
。。というところで長くなってしまったので続きはまた次回。
▼次回
https://personal-studio9.com/america-drive-2/