降りましたねー。
どうせ気象庁の脅しだろうと思いここまで降るとは予想外。。本日予定していたワークショップも残念ながらすべて延期となりました。。
ちくしょう! ぜんぶ雪のせいだ。
でも、ただ悲しんでいてはもったいないのでちょっと近所に出てスナップしてきました。
基本的な撮り方は本家のこちら(ボタン一つで出来る!雪をキレイに撮影する方法 [コンデジ iPhoneでも])にぜんぶ書いてありますので写真多めでお届けします。
お昼はこんな感じ
午後に重たい腰を上げて外に出てみました。
降っています。。昼間の雪でもフラッシュを強制発光させてあげることで雪を止めて撮る事ができます。が、カメラに付属のフラッシュはパワーが弱く光の到達距離が短いので雪の中に出て、雪に向かって撮ると良いですね。
- ボタン一つで出来る!雪をキレイに撮影する方法 [コンデジ iPhoneでも]
ただし、近くにあるものを撮るとうまくいきません。
被写体が近いとカメラと被写体の間に雪が入りにくいのと、被写体にも光が届いてしまいいかにもフラッシュで撮りました!って感じの写真になりがちです。
少なくとも10m程度離れるといい感じになるかと思います。
雪の結晶をふわりと撮る
ピントの位置は被写体じゃなくてもOK。フラッシュは瞬間光なのでシャッタースピードに関係なく雪は止まって見えます。
だからMFにしてから適当に近いところにピントを合わせて数枚取るとこんな感じで運よく雪にピントが合うことも。
雪の結晶がふわっと浮いている感じになりますよね。
実はこの方法、私もテストで適当に撮ってみて帰って確認したら雪にピントが合っているのを見つけて発見しました(笑)次に雪が降ったら狙って撮ってみようと思います☆
マルチ発光で豪華に見せる
暗くなってからも用事で一度外に出てきましたがさらに悪化して吹雪いておりました。。 夕方からはみぞれだと言っていたやつだれだ、出て来い(笑)
街灯にピントを合わせて、街灯に照らされている雪は普通に流れているように撮りつつ、手前の雪はフラッシュで止めて撮ってみました^^
フラッシュは瞬間だけど、シャッタースピードは長いというちょっと変わった状態を理解することがフラッシュ(ストロボ)撮影を上手にこなすポイントですね。
Facebookにもアップしたマルチ発光での雪のかさ増しも、フラッシュの特性を利用したもの。
まずは普通の撮影(1回発光)
これでも十分ですが、マルチ発光するとさらに雪が増えます。
今回使用しているストロボはカメラ内蔵のものでなくて、外付けの580EX IIというキヤノンのストロボの上位機種です。このストロボにはマルチ発光といって1度のシャッターで複数回の発光をするモードがついているのです。現在は600EX-RTというのが最新です。
これを使うと発光のたびに雪が写るので普段よりも多く写せるのですね。よく見ると同じ形の雪が2つ並んでいます^^上はしんしんと降っている感じですが、マルチ発光させてとると猛吹雪のような印象になり面白いですね。
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雪の中で撮るのはなかなか大変ですが関東以西の方は年に数回しかないチャンスですからぜひ雪の撮影も楽しんでみると良いと思います。
カメラが雪まみれになったときの応急処置
ちなみに、カメラが雪まみれになってしまったときは下記の手順で処置してあげましょう。防滴機能がついていなくてもよっぽどひどくビショビショにならなければきちんと処置することで故障が防げます。(絶対という保障はできませんが。。)
1.タオルなどでざっくりと雪を落とす
まずは雪が解けてしまう前に固形の雪や氷はタオルなどで払っておきます。
2.ティッシュなどでボタン周りやレンズの隙間の水分除去
解けてしまったものはティッシュなどでしっかり水分を除きます。ズームレンズの場合はレンズを伸ばして胴鏡のまわりもきとんと拭くこと。
3.結露しないように玄関など涼しいところにしばらく放置
室内に持ち込むときはいきなり暖かいところに持ち込むと結露してしまうので、玄関など涼しいところでしばらく放置。車なら車内よりはトランクなどのほうがよいかも。
このときレンズをはずしてはいけません。レンズを外すとセンサーまで結露しやすくなるので水分をふき取ったじょうたいでしばらく室温に慣れさせます。
それでも少し結露してしまうことがあるかもしれませんが、そのまま放っておけば大丈夫。ただしその状態でスイッチON/OFFやカードの抜き差しはしないほうが無難です。
4.室温に慣れたら部屋の中に入れて自然乾燥
玄関の気温になれて結露も取れたら暖かい室内に入れてさらにカメラを慣らします。冬は室内が比較的乾燥していると思いますので、そのまま自然乾燥させても大丈夫(防湿庫があるならその中へ)。ここまできたらレンズを外してもOK。
できればレンズキャップ、ボディキャップを緩めにつけて完全に乾かしてあげましょう。
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早く乾かしたいからといって暖房のそばに置いたり、ドライヤーで乾かすのはやめたほうが無難。目に見えている水分さえはじめにしっかり除いてあげればあとはそのまま乾燥させてあげるだけでも大丈夫です。
カメラは精密機器ではありますが、意外と丈夫にできていますので適切に処置してあげればよっぽどのことがない限り壊れて使えなくなるということはありません。